2008年08月17日
夢工房20年「ありがとう、これからも!」の集い開催

 炎暑の2008年8月2日の午後、小田原・伊勢治書店のギャラリー「新九郎」で、夢工房20年の「集い」が開かれました。およそ80人の参加者で会場は熱気にあふれました。

 第1部はセミナー「いのち健やかに! 地域医療を考える」と題して、堀口一弘さん(県立足柄上病院前院長)と金原左門さん(中央大学名誉教授)の対談が行われました。医療崩壊が言われて久しい日本。さまざまな影響が現実に地域に出始めています。

 堀口さんは、40年余、外科医として病気を治すとともに、病気を抱える患者さん一人ひとりの究極の幸せとは何かを地域医療の現場で問い続けてこられた医師です。国の医療・福祉政策の失敗を指摘しつつも、現実に地域で今できることを模索し続ける一人の医師の姿は鬼気迫るものがありました。

 当日の対談の内容は、小社のシリーズ「小田原ライブラリー」に09年にラインナップの予定です。ご期待ください。

 第2部は、「ありがとう、これからも!」の交流と懇談の集いです。この集いに参加してくれた方たちは、夢工房の地域出版の著者や読者、書店や出版関係者、市民活動の仲間たちなど、さまざまな場面で20年間にわたり夢工房を支えてくれた人たちです。金原左門さんが実行委員会を代表して開会のあいさつ、漁師の西山敏夫さんが乾杯の音頭を取ってくれました。

 参加者の中から20名近い人たちが、こもごも夢工房との関わりと忠言(?)・激励を語ってくれました。会場内は、それこそ懇談と交流のイモ洗い状態でしたが、和やかでファミリーな雰囲気に満ち溢れました。

 私は「あっという間の20年でした。地域とみなさん、連れ合いの支えなくしてはここまで夢工房は続けられませんでした。『ありがとう、これからも!』は、私からみなさんへの感謝の言葉です。これまで同様、しつこく地域で本づくりに励みます」と頭を下げました。

 メッセージの合間に、昨年10か月に及んだ神奈川新聞のシリーズ「団塊探偵団」の市民編集長の3人の仲間の一人、木谷正道さんがギター・ハーモニカーの弾き語りに駆けつけてくれました。「なだそうそう」「ふるさと」など懐かしい歌の数々を披露、会場のみなさんと合唱しました。このような「集い」に歌があることの嬉しさを実感したひと時でした。

 4時から始まった「集い」は6時半過ぎまで続き、実行委員会のメンバーの一人、夜の会会員・日本温泉学会長でもある大山正雄さんの「これからもみんなで地域出版社・夢工房を支えていきましょう」という閉会のあいさつで散会となりました。

 実行委員会の打ち上げは、小田原駅前の「米橋」で行いました。この日用意した焼酎6本、ワイン6本、ビール4箱は完売。日本酒12本の内の3本を持ち込みました。いつもながらのやさしい日本料理に舌鼓を打ちながら、この日の集いが無事終えることができ一息つきました。

 当日の企画・設営・運営は、実行委員会のメンバーの個性と得意技が発揮されました。夢工房20年の企画そのものを提案してくれた伊勢治書店社長の筒井正博さんは会場の設営や第1部の司会と第2部の総合調整。夜の会の阿部正さんは、奥様と一緒に寿司やサンドイッチなど食べ物の手配とオードブルを手づくりで用意。戦時下の小田原地方を記録する会事務局の井上弘さんは2部の司会。自然塾丹沢ドン会の岡進さんは当日の看板や出席者名簿・メッセージ集の製作。夜の会の加藤三朗さんは受付と会計を。その他にも記録写真や録音など、実行委員のメンバーや参加者が率先して携わっていただきました。

 「集い」に参加し、支えて頂いたみなさんに、感謝の言葉しか浮かびませんでした。

 これまで「ありがとう、これからも!」どうぞよろしくお願いいたします。



夢工房20年の集いの記録

@プログラム  


Aメッセージ



B新聞雑誌掲載記事ダイジェスト  


C20年の集い写真・関連新聞記事など